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WEBマーケティングで成果を得るためのポイントを解説

WEBマーケティングで成果を得るためのポイントを解説

WEBマーケティングでは、たくさんのテクノロジーやWEBメディアが現れているが、これを実際に自社のマーケティング活動に取り入れ、成果に結びつけている企業はまだまだ多くはないのが実情だ。

WEBに着手しているものの、苦手意識を持ってうまくいっていない人も少なくないだろう。

この記事では、成果を上げる第一歩としてWEBマーケティングの基本を詳しく解説する。

WEBマーケティングとは何か

WEBマーケティングを単なるWEB広告と捉えている担当者もいるかもしれないが、WEB広告はWEBマーケティングの手法の一部に過ぎないということを忘れてはならない。

マーケティングとは、Market(市場・顧客)とing(変化)であり、「顧客の変化に対応し続けること」と解釈すればいいだろう。
その頭にWEBが付くので、WEBマーケティングとは「顧客の変化にWEBを主体に対応し続ける」ということになる。

つまり、顧客の変化をまず把握することが根幹であり、その対応策としてWEBを主体に据えて考えるが、それは“WEBのみ”で対応するという意味ではないことを認識しておく必要がある。

よくWEB広告の専門家が陥りがちなこととして、WEBの知識やテクニックに捉われてしまい、マーケティング活動そのものの意義を見失ったり、消費者心理の理解を忘れてしまうことである。

WEBありきではなく、消費者視線が大前提であることを肝に銘じておかなければならない。

業界の市場動向・顧客ニーズ・競合関係・自社の強み弱みなどを明確にしながら進めていくことは、WEBマーケティングにおいても重要なプロセスである。

WEBマーケティングの目的

WEBマーケティングに携わっていく中で、次のような間違いに陥ってしまうことも少なくない。
それは、本来の目的である売り上げや客数の把握をしていないということである。

自社サイトがどのくらい閲覧されているのか、どのくらい資料請求があるのかなど、 WEBマーケティングに関わる数字を確認することはもちろん大事であるが、これらを検証するだけで留まってしまい、実際の改善作業がなされないケースも少なくない。

WEBマーケティングを行うときは、売り上げ目標・客数目標を達成するための綿密な計画を立てなくてはならない。

WEBサイトの閲覧数が前月比200%の5,000になったからといって、それが売り上げや客数の目標値に達したとは限らないからだ。
目標の客数を獲得するために必要な閲覧数が8,000だとすれば200%という数字で満足してしまうのはまだ早い。
なぜならば、小さな項目の決定や事後検証をしても実際の改善作業がなされなければ意味がないからだ。

WEBサイトの直帰率(トップページを見ただけでサイトから離脱してしまう率)は60%以下が望ましいと言われているが、これはあくまで一般論であり、自社にとって必要な売り上げや客数の目標から逆算して決める必要がある。

小さな範囲にだけ視線を向けて、肝心の目標値を見失うことのないよう注意しよう。

WEBマーケティングの種類

それではWEBマーケティングはどのような種類があるのだろうか。
大別して4つの種類があるが、これからそれぞれ簡単に解説していく。

WEB広告

これは今やユーザーのほとんどがスマートフォンやパソコンなどで日々目にしている広告だ。WEB広告にはモバイル広告・動画広告・ディスプレイ広告などがある。

自社WEBサイト運用

ユーザーが検索したときに有意な状況を保つためのSEOや自社サイトの解析などがこれにあたる。

CRM

CRM(Customer Relationship Management)とは、一言でいうと顧客管理システムのことであるが、顧客の属性や接触履歴を記録・管理し、それぞれの顧客に応じたきめ細かい対応を行うことで長期的に良好な関係を築き上げようとする取り組み、またはシステムを指す。

具体的には、自社サイトでメルマガ会員を募り会員登録をした後に顧客のステップに応じたメルマガを自動配信するシステムなどがある。

ソーシャル

これもWEB広告同様、ユーザーのほとんどで普及しているSNS分野のことだ。
SNS上に配信する広告や動画、ページの育成と拡散、ファン獲得の促進という要素がこの分野である。

以上の4つの分野すべてを実践しても必ず成果がでるというものではないので、自社にとってどの手法の組み合わせが効果的なのかをよく検討してから実行に移してみよう。

まとめ

どの企業も多かれ少なかれ自社の販促活動において、WEBサイト制作やWEB広告を展開するために大切な経費を投じていることだろう。
しかし、闇雲に広告費をかけたりWEBデザインをアウトソーシングしても必ず成功するという補償はない。

まずはユーザー目線を最優先するなどのポイントを押さえたうえで、的確な広告活動を行うことがWEBマーケティングの基本となる。

未来マーケティングでは顧客企業に最適なマーケティング戦略の立案及び実行まで一貫して対応が可能だ。
現状のマーケティング施策について模索している場合、気軽に無料のオンライン相談にて問い合わせてみてほしい。

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