COLUMN経営コラム

Instagram集客の基本とフォロワーを増やすコツを解説

Instagram集客の基本とフォロワーを増やすコツを解説

ネットでの効率的な集客や広告宣伝費を使わずに集客するということは、多くの経営者の理想である。

しかし、大手以外の企業が集客しようとするとき、広告、つまり金をかけないと集まらないのが実状だ。

それでは、大手ばかりが強くなって、中小零細企業はますます弱体化してしまう。

そこで、Instagram(インスタグラム)を利用し、金をかけずに集客する手段について解説していく。

インスタを発信するワケ

ビジネスでInstagramを利用する場合は、ただ単に写真をアップしているだけでは、そこから商談に漕ぎつける可能性は低いと言えよう。

まずは、Instagramを発信する理由について、しっかり考えを明確にすることが必要である。

それがInstagramでビジネスを成功させる第一歩になるのだ。

さて、あなたがビジネスでInstagramを利用しようとするとき、どんな理由で始めようと思うだろうか。

おそらく多くの人は、「会社の業務だから」との理由からであろうが、これでは残念ながらInstagramはビジネスツールになり得ない。

ビジネスツールとしてInstagramを有効活用している人や企業には、1つの大きな共通点がある。

「誰かに何かを伝えたい」という思いを持って、Instagramを利用している点である。

それだけに「誰かに」「何かを伝えたい」の2つについて、具体的なイメージを持つことが大切である。

では、「誰かに」「何かを伝えたい」の内容は、どのように決めればよいのか。

それには何よりも、自分の事業を見つめることが重要になってくる。

たとえば、自社が住宅を建てる建築会社であれば、「誰かに=家が好きな人・建てたい人」とし、「何かを伝えたい=暮らしの知恵情報」と決め、積極的に発信していくことが大切である。

インスタ集客の基本


一般的にInstagramは写真を投稿して、フォロワーから「いいね!」をもらったり、こちらから「いいね!」を返したりして、コミュニティを広げるツールとして使われている。

したがって、ビジネス上で使っても集客にはそれほど効果がないと考えられがちであるが、Instagramは使い方次第でかなり効果のある「集客ツール」になりうるのだ。

インターネットを活用した集客というと、その軸を自社サイトに置きがちであるが、Instagramの普及とともにユーザーの中には、Instagramを使って情報を探すケースが増えてきている。

そのためInstagramをスタート地点にして、自社サイトに誘導し集客するスタイルが主流になりつつある。

Instagramから自社サイトに流入するユーザー数をアップさせるコツは、主に次の4つである。

① 自社の特徴に合う商品(サービス)の写真を載せる。
② ハッシュタグを的確に付けて「フォロワー」や「いいね!」を増やす。
③ フォロワーが増えるようにこちらからも積極的にアプローチ。
④ どんどんフォローしていく。

しかし、集客ツールとしてInstagramを活用する以上、「いいね!」やフォロワー数がいくら増えても、商談につながらなければまったく意味がない。

したがって、Instagramから自社サイトに誘導する導線をしっかり作ることが大切になる。

次にビジネスでInstagramを使おうとしても、あまり効果が得られず失敗に終わる理由とその改善策を紹介する。

◆ リンクを貼れない
Instagramで写真を投稿する際は、その写真の内容を説明する文章を加えていく。

ビジネスでInstagramを使う場合は、この文章の中に自社サイトのURLを貼って、スムーズにユーザーを誘導したいところであるが、InstagramではそのURLをクリックすることができないのである。

改善策としては、URLを貼ることのできる「プロフィール画面」にユーザーを誘導すればよい。

◆ 競合他社との差別化が難しい
Instagramを使って、商品やサービスに関する情報をハッシュタグで検索して探すユーザーは多数いる。

しかし、そこにアップされている肝心の写真がユーザーの興味を引くものでなければ、「プロフィール画面」を見ることもなくほかの写真に目を移してしまうだろう。

それを避けるには、写真のクオリティを上げるとともに、文章の書き方にも注意する必要がある。

◆ 時間がかかる
何かのキーワードでハッシュタグ検索すると多くの写真が並ぶが、その順位は「フォロワーが多い=写真を上位表示する」というInstagramのルールがある。

このフォロワーを増やすには、こちらから積極的にフォローしたり「いいね!」を押したりして、フォローを返してもらうなどの手間がかかるのが難点だ。

1日の中でフォローをしたり、「いいね!」を押す時間を作ることが大切である。

フォロワーを増やすポイント

フォロワーを増やすためには、ただInstagramに投稿しているだけではいけない。

受け身の姿勢では、フォロワーはなかなか増えていかないものだからだ。

攻めの姿勢でフォロワーを獲得していくことが大切になってくる。

フォロワー数が3000人を超えると、必然的に「いいね!」の数も増え、投稿した写真は上位に表示されるようになってくる。

まずは3000人を目指すことから始めよう。

ハッシュタグ攻撃をする

会社名であれば「地域名」といったように、自分の会社に関連性のあるハッシュタグは必ずある。

特に「地域名」を付けて投稿するユーザーは、その地域で生活しているケースが多い。

自社のある地域が顧客層となる場合は、「地域名」でハッシュタグ検索をして、その写真に「いいね!」を押したり、そのユーザーをフォローしていくとよい。

ハッシュタグ検索の結果は、左側に人気投稿の上位、右側に時系列の「最近」に分かれているので、どちらにも「いいね!」攻撃をするとよい。

フォロワーとの交流を密接にする

フォロワーになってくれたユーザーは絶対に手放してはいけない。

その人たちの投稿には必ず「いいね!」を付けたり、コメントを入れるようにする。

当初であれば、フォロー返しをするのもよいだろう。

競合他社を攻撃する

ライバル会社のアカウントのフォロワーは、自社にも興味を持つ可能性は大いに高いと言えよう。

そのフォロワーをチェックし、手ごたえのありそうな人全員の写真に「いいね!」を押していくとよいだろう。

また、競合他社の最新の投稿に「いいね!」を押しているユーザーは、相当アクティブだと言える。

そこで、最新の投稿にアプローチして、「いいね!」を押しているユーザーが自らアップしている写真に「いいね!」を押したり、フォローするのが有効だ。

複数枚の写真に「いいね!」を押す

ユーザーにアプローチするときは、投稿している1枚の写真だけではなく、最新の3枚くらいの写真に「いいね!」を押すようにするとよい。

なぜなら「いいね!」の履歴が長く残るからだ。

Instagramには、フォロワーの動向を把握できる「アクティビティ」機能が備わっている。

誰かが「いいね!」を押すと「〇〇さんがあなたの投稿に『いいね!』しました」と教えてくれるのである。

しかし、1枚の写真に多数の「いいね!」がつくと、「〇〇さん、○○さん、他〇人が・・・」という表示になる。

「他〇人」に含まれてしまうと、相手に気づいてもらえない可能性がある。

それゆえ最新3枚くらいの写真に「いいね!」を押すことが大切なのだ。

フォロー数の多い人に注目

フォロワーよりもフォロー数が多いユーザーは「Instagram好き」と言って間違いない。

そのようなユーザーの投稿に「いいね!」を押せば、かなりの確率でフォローしてくれるだろう。

一方でフォロワー数の方が多いユーザーは「自分好き」である傾向が強いため、フォロワーになってくれる可能性はあまり高くないのでスルーしてよい。

さらにフォロワーよりもフォロー数が多い人をフォローしてくれる人に「いいね!」を押す手段も効果的だ。

そのようなユーザーは、フォローすることにほとんど抵抗感がないと言えるので、その人たちの投稿に「いいね!」を押せば、フォローしてくれる確率は高いだろう。

また、その人たちがフォローをせずに「いいね!」を返してくれた場合は、こちらからフォローするとよい。

ほぼ100%フォローを返してくれるはずである。

まとめ

かつてのアベノミクスと呼ばれる経済政策によって、大企業を中心とした大手企業は好景気を享受していたが、中小零細企業の景気は長引くコロナ禍の影響もありバブル崩壊以降それほど変わってはいない。

そういった企業は多額の宣伝費用は払えないので、極力安く、できれば無料で集客するために知恵を絞っていることだろう。

そうした企業にとってInstagramは、絶好の集客ツールなのだ。

「SNSを利用して集客を図っているが上手くいかない」「自社サイトへのアクセス数はそこそこあるが収益につながらない」などでお悩みの経営者の方、またはWeb担当の方は是非一度未来マーケティングに相談して頂きたい。

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