COLUMN経営コラム
人気記事
2021.09.01
ネット集客を増やすSEO対策の基本を解説
新型コロナウイルスの感染拡大が続く現在、店舗での売り上げ減少を予測し、ネットを通じた集客に力を入れる企業が増えている。
しかし、インターネットでの集客は初心者にとって非常に難しいものであり、安易な方法を選択すると無駄にコストをかけてしまう結果にもなりかねない。
こうした事態にならないように有効なネット集客の方法を正しく理解することが重要である。
さまざまなネット集客方法がある中で、今回はSEO対策の重要性とその効果に焦点を当てて解説する。
検索エンジンの性質
現在、日本で利用されている検索エンジンのシェアはGoogleとYahoo!を合わせ90%以上と言われており、そのYahoo!も実はGoogleの技術を導入している。
そのことから、検索結果で上位表示を狙うにはGoogleが求める判定基準に沿うことが必須となるのである。
Googleはアルゴリズムと呼ばれる200項目にも及ぶ、サイトの判定基準を設けており、その算定結果に基づき検索結果順位を決定する仕組みとなっているが、総じて言えるのは「優良なコンテンツ」であることが求められている。
SEOとは
そもそもSEO(Search Engine Optimization)とは、サーチ(検索)、オプティミゼーション(最適化)の意味であり「検索エンジン最適化」と呼ばれ、検索結果の上位に表示させるための施策のことをいう。
当然のことながら、検索結果ページの上部に表示された方が多くの人の目に触れることとなるため、企業のマーケティング担当者は自社サイトを上位表示させようと四苦八苦しているのである。
SEO対策の本質
SEO対策にもさまざまな方法があるが、前述した「優良なコンテンツ」を目指すには、「ユーザーの要求を満たす充実した内容」にしなければならない。
さて、ユーザーがインターネットを利用し何かを検索する時は、なんらかの「知りたい情報」や「悩み」がある場合が多く、これを「情報検索」と呼び全検索数の約80%を占めている。
「ワクチン接種申し込み方法」や「腹痛の原因」などのキーワードがこれに当てはまるが、ユーザーが抱えている素朴な疑問や悩みを解消するための検索である。
これは通常、企業にとってはお金にならないユーザーが検索するキーワードと思われ、見過ごされがちではあるが、サイトへのアクセス数を増やしGoogleによる評価を高める効果が期待できるため、ネット集客には欠かせないキーワードなのである。
つまり、自社製品と「ワクチン接種申し込み方法」は一見何の関係性がないものと判断されがちであるが、ユーザーが探している情報を自社サイトのコラムなどに積極的に掲載することによって多くの訪問者を導きトラフィック(アクセス数)を増やすことが、検索結果の上位表示への近道なのである。
まとめ
ネット集客でまず思いつくのはリスティング広告やアフィリエイト広告などいわゆるWEB広告であるが、高額な広告費をかけて集客し、売り上げが増えても利潤を増やすことができなければ無意味である。
ユーザーからのニーズが実証された人気サイトであれば、無駄に広告費用をかけなくても最低限の広告費用で効率的に多くのユーザーに見てもらう可能性が増えるのである。
それ故に最初に注力すべきは、「コンテンツの充実」とそれを多くの人に知ってもらうための「SEO」である。
無駄な費用をかけずにネット集客を伸ばし、利益を確保した後、更に売り上げを伸ばす時にその利益の一部をリスティング広告などに費やせば、売上高と利益率のバランスを取ることができるのである。
「広告費ばかりかさばって集客が伸びない」「集客アップにつながるコンテンツ作りが分からない」などのお悩みがあれば、株式会社未来マーケティングにお気軽にお問い合わせ頂きたい。
弊社の各分野に精通した専門スタッフが、費用対効果の高い施策で貴社のネット集客に必ず貢献することをお約束する。