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2022.10.04
自社サイトの滞在時間を増やす効果的な施策とは

自社サイトにユーザーが長く滞在してくれれば、商品やサービスの成約率アップも期待できるであろうし、検索結果ページの上位表示にもつながる可能性も高くなる。
この記事では、SEOの観点から見ても重要な要素と言える「自社サイトの滞在時間」を伸ばす方法について紹介していく。
サイト滞在時間とは
サイト滞在時間とは、サイト訪問者がサイトに滞在した平均時間のことを言う。
サイト滞在時間が長ければ、それだけそのサイトに「価値のある情報が多いであろう」という理論から、サイト滞在時間が長いサイトの方が短いサイトよりも人気があるとGoogleが判断して、サイトの評価が高まると一般的に言われている。
ただし、Googleは公式にサイト滞在時間が長いサイトほど評価を高くしているとは特に公表している訳ではない。
しかし実際には、サイト滞在時間が長いサイトの方が短いサイトよりもユーザーに人気がある傾向があり、更にユーザーに人気があるサイトほど検索順位が高い傾向があるため、SEOの課題の1つとしてサイト滞在時間を長くするための施策が求められているのである。
競合調査ツールを利用してサイトの滞在時間を調べる
それでは、実際にサイトにおける滞在時間の調べ方を解説していく。
まず、競合調査ツールである「シミラーウェブ無料版」を使ったサイト滞在時間の調べ方を見ていこう。
最初の画面の検索窓に自社サイトや競合他社のURLを入力し、検索ボタンをクリックするとページが替わりその結果が表示される。
データとして「合計訪問数」「直帰率」「ページビュー/訪問」「平均滞在時間」が表示されていて簡単に調べることができる。
日本でのEC最大手であるAmazonなどのサイト滞在時間が長いサイトを調査すると、以下のような傾向があることが明らかになっている。
◇ 品揃えが多いサイトほど、サイト滞在時間が長い傾向がある。
◇ その業界で売り上げが多い企業のサイトほど、サイト滞在時間が長い傾向がある。
◇ ユーザーエンゲージメントが高いサイトは、サイト滞在時間が長い傾向がある。
ユーザーエンゲージメントとは、コンテンツなどに対する消費者の積極的な関与や行動のことを言う。
つまり、ユーザーが単にそのサイトのコンテンツを見るだけではなく、そこに情報を書き込んだり、そこを見ている他のユーザーとの情報のやり取りなどを頻繁にしているサイトがユーザーエンゲージメントが高いと言えるのだ。
例えば、FacebookやTwitterなどでは、サイト内で情報を投稿したり、他のユーザーと情報交換をすることが当たり前のメディアでもあるため、通常のWebサイトではほとんど見られない10分以上の滞在時間があるサイトも存在する。
自社サイトの滞在時間がどの位であるのがベストなのかという点については、扱う商品・サービス、または業界によって様々であるため一概には言えない。
ただし、滞在時間は長ければ長い方がいいことは言うまでもないが、一般的には滞在時間が5分以内では成約に至らないと言われていることから、まずその5分を目指してサイトを改善していくと良いだろう。
次に自社サイトと競合他社サイトの滞在時間を調べるときの重要な3つのポイントについて解説する。
自社サイトの滞在時間が競合他社サイトよりか長いか?
自社サイトとGoogleで上位表示している競合他社のサイト複数をシミラーウェブで調査して、サイト滞在時間を比較してみる。
全業界の平均では概ね4分以上の滞在時間があるサイトが検索順位が高く、またトラフィックも多いため業績が良い傾向がある。
ただし、これについては業界やキーワードによって差があるので、必ず目標キーワードごとに上位表示しているサイトと自社サイトのデータを比較していく必要がある。
そうした結果、自社サイトが目指すべき理想の滞在時間が見えてくるはずだ。
自社サイトの平均ページビューが競合他社サイトよりも多いか?
サイト滞在時間だけではなく、1人のユーザー当たりが閲覧する平均ページビューも比較すべきである。
通常、より多くのページをユーザーが見てくれる方がサイトの認知度は高くなるとともに、成約率アップにもつながるからだ。
自社サイトの直帰率が競合他社サイトより低いか?
直帰率とは、ユーザーが当該ページだけを閲覧してサイトを離れたセッション数の割合を指す。
つまり、Googleの検索エンジンで自社サイトを見つけたユーザーが自社サイトのページに訪問し、そのまま検索結果ページに戻ってしまったら「直帰された」ことになる。
直帰率の高いページほど優先的に改善していく必要があるだろう。
直帰率を下げてサイト滞在時間を伸ばす工夫
特定のページの直帰率が高いということは、そのページを見たユーザーがそのページを見ること以外は何もすることがないか、あるいは期待に応えられなかったことを意味する。
そのため、直帰率を低くするためには、そのページ以外にも魅力的なページがあることをユーザーに知ってもらうことが必要である。
そして、ユーザーの期待を裏切らない充実したコンテンツにすることだ。
ユーザーの期待が外れるのは次のような場合がある。
通常はタイトルタグに書かれていることがそのまま検索エンジンンの結果ページに表示されるが、それが見に行ったページの分かりやすい部分に記載されていないケースだ。
例えば、タイトルタグに「抽選で100名様に〇〇をプレゼント」と書かれていた場合、ユーザーは〇〇プレゼント情報を見に行くために検索結果上のリンクをクリックすることになる。
しかし、せっかく見に行ったページをパッと見たところ、〇〇プレゼント情報が載っておらず、商品やサービスの説明しか目に入ってこなければ、そのページに魅力を感じなくなってしまうだろう。
つまり、知りたい情報をユーザーが画面をスクロールしてページの下の方まで探すようなレイアウトでは、直帰率を下げることは土台無理なのである。
また、検索結果ページに「〇〇の作り方を徹底解説!」と書かれていたので、それを知りたいと思ったユーザーがリンクをクリックして目的のページを見たときに、「徹底解説」と謳っている割に情報量が少なく、満足な情報を得ることができなかったとしたら、ユーザーの期待を裏切ることになる。
こうしたことからサイト名を過剰に表現するのは危険である。
また、サイト内検索の検索窓を全ページに設置することもお勧めする。
検索ユーザーは、いつも最短で自分の探している情報を見つけようとしていることを忘れてはならない。
サイト内検索の検索窓を設置しておくことで、ユーザーがもっと知りたいと思ったキーワードを入力して、他のページを見てくれる可能性が生じるからだ。
更にそれがいくつもあったならば、次々にサイト内のページを閲覧して直帰率が下がる。
また、そのページに関連したページへのリンクをコンテンツ部分の一番下に目立つように設置するのも効果的だ。
ユーザーは1つのページを見た後、更にそのことに関する詳しい情報を見たくなり、関連性の高いページへのリンクを見つけたらクリックしてリンク先のページを見たがる可能性が高いからである。
複数の関連性の高いページのリンクを設置して、ユーザーが選べるようにする工夫も大切である。
関連するページのリンクが1つしかなかった場合、ユーザーがそのリンク先の情報に興味がなければクリックせずに検索結果ページへ直帰してしまうだろう。
また、サイドメニューはそのページに関連するページへのリンクにして、更にユーザーが読み進みたい順番に並べるような配慮も効果的である。
そうすることで、1つのメインコンテンツを読み終わったユーザーがページ脇のサイドメニューを見て、次に見たいページが見つかりやすくなるからである。
次に若干視点を変えてみるが、ユーザーは読みやすそうと思ったページ、あるいは分かりやすいと思ったページだと、そのページに興味を抱いてくれて読み進んでくれるものだ。
反対に読みにくいページ、あるいは分かりづらいページと思ったら、読み進んでくれずページから離れてしまうだろう。
ここでのポイントは、「読むページ」ではなく「見るページ」に改善することである。
読みたいと思ってもらうための読みやすいページにするには、そのページにある文章を全文読まなくても「見る」だけで一定の情報を素早く理解してもらうようにする工夫が必要だ。
集中して読もうとしなくても、見てわかるページにするためには、次のような工夫がある。
◇ フォントを大きいサイズにする。
◇ フォントを目に入りやすい濃い色にする。
◇ 大見出しを大きくして、一瞬でユーザーが探していた情報だと判断してもらう。
◇ 本文の行間に余裕を持たせる。
◇ 段落の上に小見出しを色違いの太字で挿入し、小見出しだけを目で追うだけでページ全体で伝えたいことがすぐに分かるようにする。
◇ 写真・イラストを載せる。
◇ 表やグラフを載せる。
こうした工夫をするだけで、ユーザーは次に見るページもストレスなしで情報を得られると思ってくれるため、次のページへと読み進んでくれやすくなるのだ。
最後にユーザー側からすれば当たり前のことであるが、常に情報は最新化する努力を怠ってはならない。
何年も前の統計やデータが載っているページや、何世代も前のスマートフォンの写真がイメージ画像として載っているページをユーザーはどう思うだろう。
一目で「このページは古い」、したがって「ここに書かれていることも古い」と判断され、どんなに役立つ情報が記載されていたとしてもページから離脱してしまうことだろう。
このようなことを防止するには、定期的にサイト内にあるページを確認して、古いデータや表現、パーツなどを見つけたら早急に新しいものに差し替えて情報の最新化を図るべきである。
まとめ
自社サイトの滞在時間を伸ばす方法について解説してきたが、やはり何といっても「ユーザーの期待を裏切らない充実したコンテンツ作り」が大前提と言えよう。
それでも「自社サイトの滞在時間が伸びず、成約につながらない」、「自社サイトのトラフィックや滞在時間を調べるツールの使い方が分からない」などでお悩みの経営者、またはWeb運営担当者の方は、是非一度未来マーケティングに相談して頂きたい。
Webマーケットに精通した専門スタッフが、御社の課題解決に全力でサポートする。
