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マーケティング

2019.08.09

ブランド戦略の勝ちパターン

ブランド戦略の勝ちパターン

ブランド戦略を行うために必要なこと


効果的なブランド戦略を行うためには、自社の強みを理解することが必要だ。

自社と競合他社との明確な違いを見つけ出し、何がどう違うのかを消費者に理解しやすく表現しなければならない。また、消費者が企業や商品に対して持っているイメージの現状を把握することが大切だ。ここに企業と消費者間でズレがあってはその後の戦略も高い効果が望めない可能性があるからだ。

本記事ではブランド戦略での実際の事例をご紹介していこう。

ブランド戦略成功事例

固形石鹸でおなじみ「ダヴ」

ダヴは1957年にアメリカで発売された固形石鹸のブランドだ。ダヴは汚れを落とすだけだった石鹸に「うるおい」というブランド価値を提案し、現在では世界80ヵ国以上で販売されている。

美しさに対しての考え方を改め、「すべての女性が持つそれぞれの美しさを発見していこう」というコンセプトでブランディングに成功した。ダヴは全ての女性が自分の美しさに気づき、自信に満ちあふれ、自分が美しいかどうかを悩まない世界であるべきだとする考え方を提唱している。

ハンバーグレストラン「炭火焼きレストランさわやか」

静岡を中心に県内で約30店舗を展開する炭火焼レストランさわやかは、げんこつハンバーグ専門店という独自の市場を開拓し成功を収めている。

炭火焼レストランさわやかは静岡県のみにしか出店しておらず、工場で加工した肉をその日のうちに全店舗に届けることで新鮮な肉のおいしさを味わってもらう、というこだわりで現地でしか食べることのできないげんこつハンバーグとしてのブランディングを確立している。

ファーストフード店「モスバーガー」

モスバーガーは1972年の創業から現在まで、従来のファーストフード店とは異なり高価格、高品質という高級路線で経営している。

当時、日本に進出し猛スピードで出店をしていたマクドナルドは作り置きで商品を提供していた。それに対してモスバーガーは注文してから作る、というスタイルを徹底することで人気を獲得していった。
経営者の「食べるものはうまくなくてはならない」という強いこだわりから商品が開発されていたが、大幅な値下げを行うことはほとんどなかった。
創業当時は経営コストも限られていたため、マクドナルドのような大きな広告コストを投資することはできなかったが、消費者の口コミなどから徐々に拡大されていくことができた。
現在ではおいしさを追求するファーストフード店として国内外で1700を超える店舗を展開している。

まとめ

世界のブランド戦略における成功事例から、自社の強みと市場から見た強みをいかにマッチさせることが重要であるかが分かる。この世の中には類似商品にあふれているが。そのなかから消費者に自社商品を選んでもらう必要がある。

弊社では実際に市場を独占状態にするなどのコントロールメディアを活用した集客サービスを提供している。事業を成長させたいと強くお考えの場合、ぜひ弊社サービスを検討してみてほしい。

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