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マーケティング
2022.08.01
販促効果抜群!Facebookによる動画広告について解説
多くのSNSの中でも、全世界でのユーザー数が群を抜いているのはFacebookである。
日本国内においても多くのユーザーが実名登録し、会社の同僚や取引先の関係者など、実際に会った人とのつながりの場として多く利用されている。
他のSNSと比較してもリアル関係が反映しているため、ビジネスシーンで活用されることも多い。
この記事では、Facebookでの動画広告の特徴と販促効果を上げるポイントについて解説する。
Facebookによる動画広告の特徴
まず、Facebookは実名登録であるため、動画広告はより詳細にターゲットを選定し配信することができる。
自社サイトへの誘導や「いいね」の獲得など、使い方の幅が広いのも特徴である。
また、タイムラインで自動再生されるため、動画を見る意思がない人にも見せることができ多くの視聴回数が期待できる。
ただし、自動再生には音声がないためインパクトのある構成にするなど、興味を惹かせる工夫が必要になる。
15秒以内の動画は、Facebookインストリーム動画と呼ばれる大画面で表示することもできる。
また、近年はPCよりもスマートフォンの利用率が高いことを加味し、動画は縦型または正方形にして制作することも考慮すべきだ。
更にFacebookでは、画像面積の20%を超えてテキストを入れてはいけないというルールも踏まえ、効果的な動画を考案する必要がある。
もう一つ覚えておきたいのは、FacebookではYouTubeなど他の動画プラットフォームでアップされたものをFacebook上に取り込んだものではなく、Facebookに直接アップされた動画(ネイティブ動画と言う)の方を優先的に表示するアルゴリズムが備わっていることだ。
しかし、Facebook広告動画はFacebookがサービスを提供しているMarketplace、Messengerへの広告配信、Audience Networkに登録されているアプリやサイト、Instagramのフィードやストーリーズへ出稿することは可能である。
Facebookの動画広告を利用するメリット
Facebookの動画広告を利用するメリットとして、以下のようなことが挙げられる。
詳細なターゲティング
Facebookの動画広告は、非常に精度の高いターゲティングをすることができる。
性別や年代だけではなく、趣味やつながりから細かくターゲティングできるため、大変効果的に動画広告を配信することができるのだ。
タイムラインで自動再生
前項でも述べた通り、タイムラインをスクロールして広告の個所になると動画が自動再生される。
その時点でユーザーの興味を惹くことができれば、そのまま視聴して貰うことができるだろう。
この点については、クリック再生での動画広告よりも視聴されやすいというメリットがある。
自分で広告予算を決定
Facebookの動画広告はオークション形式である。
1日当たりの広告予算を自分で設定できるため、比較的低予算からの広告運営も可能になる。
また、キャンペーンごとに上限予算も設定できるので、予算オーバーも防げる仕組みとなっている。
二次的な拡散効果が期待できる
動画広告を見たユーザーが「いいね!」と評価するなどの行動を起こすと、その友だちのタイムラインにも拡散される。
Facebookの動画広告は拡散性が高く、性別・年齢・地域などが類似したユーザーへ効果的に配信することが可能だ。
ユーザーベースで行動履歴を分析
Facebookの動画広告は、デバイスが複数にまたがった場合もターゲットの行動履歴を把握することができる。
Facebookは様々なサービスとログイン連携しているため、デバイスに関わらずユーザーベースで分析できるのである。
広告が多彩
Facebook広告には、動画広告と連携できる多くの種類が用意されている。
目的に応じて幅広いアクションを1つのメディアで起こすことができるため、認知度・検討機会・コンバージョンという3つの目的設定と、更に計12種類に分類されている多彩な目的に合わせた広告を作ることができる。
動画広告の効果を上げる5つのポイント
次にFacebookの動画広告を成功させるために知っておきたい5つのポイントを紹介する。
見せたい対象は大きめに映す
Facebook Japanによると、日本のFacebook利用者の約92%はスマートフォン利用者なので、画面のサイズもスマートフォンで見やすい形にする必要がある。
特に動画はスマートフォンでは小さく見えるので、見せたい対象は大きめに映しアピールするとよい。
冒頭の数秒でインパクトを残す
最近では、動画広告も自社サイトに掲載し、これをFacebookのフィードに共有するといった手法も増えている。
そのためFacebook用に再編集して掲載することは少なくなってきているようだ。
このような理由から、動画そのものを15秒以内でインパクトを与える内容に凝縮しておき、その後は例え見て貰えなくても構わないといった割り切った作り方も効果的と言える。
ターゲットが共感しやすい動画を作る
Facebookで動画広告に注目して貰うためには、ターゲットの共感を得る必要がある。
そのためには、ターゲットの課題を解決する共感を得やすい動画を作ることが重要だ。
商品やロゴを映し強くアピール
ユーザーに自社の商品やサービスの印象を確実に残すためには、常に商品やロゴを映しているような動画構成が効果的である。
音声がなくても内容が分かる動画にする
Facebook動画の約85%が音声なしで再生されている。
そのため無音再生を想定して、映像とテロップを上手く組み合わせて、見ているだけでも理解しやすい内容に作る必要がある。
まとめ
今回は、数あるSNSの中でもビジネスシーンで利用されることが多いFacebookの動画広告について解説してきた。
紹介したポイントを押さえながらFacebookユーザーの興味を惹きつける動画を作って、広告効果を高めて頂きたい。
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