COLUMN経営コラム
マーケティング
2020.09.24
WEB集客の成功事例を紹介
WEB集客に興味があるけど、具体的なイメージがわかないという方は多いだろう。そこで本記事ではWEB集客の成功事例を紹介する。成功事例を確認し、WEB集客の具体的なイメージを持つのに役立ててほしい。
WEB集客の成功事例
WEB集客の成功事例を紹介していこう。
北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)
「北欧、暮らしの道具店」では雑貨や食器など暮らしに関わるアイテムをスタッフ自らが発信している。
このサイトの巧みなところはWEBコンテンツありきで商品を仕入れており、生活テーマに合うアイテムとしてコンテンツ上で紹介していることだ。広告というイメージを消すことに成功している。
北欧、暮らしの道具店
マイカジ(花王株式会社)
花王株式会社が運営するマイカジでは家事に特化した情報を掲載している。
特徴的なのがカテゴライズ方法だ。「時短したい」「分担したい」など、ベネフィットに基づいてカテゴライズしている。また記事内の写真も豊富で、記事を読んだユーザーが一度読むだけで理解しやすい構成となっているのも特徴だ。
マイカジ
くらしの良品研究所(株式会社良品計画)
株式会社良品計画のくらしの良品研究所では、オムニチャネルの一環として顧客との繋がりを意識してコンテンツマーケティングを行っている。特定のアイテムに関する歴史や豆知識などをユーザーに分かりやすく伝えるコラムを中心に運営しており、ユーザーが読んで面白いと思えるコンテンツが魅力だ。
くらしの良品研究所
コメリドットコム(株式会社コメリ)
ホームセンターコメリでは「耕うん機特集」「防災用品特集」「ぶどう特集」などの特集ページを開設しており、ユーザーはサイト上で商品情報のみならず、商品に関連する知識を事前に学べられる仕組みとなっている。そして購入リンクも貼られているため、知識を必要とするユーザーを集客し、CVに繋げる一連の流れが整っているのが特徴だ。
ホームセンター通販コメリドットコム
ボーネルンドオンラインショップ(株式会社ボーネルンド)
ボーネルンドは世界15社から厳選した約100社のあそび道具を販売している。ボーネルンドではあそび道具の遊び方をより分かりやすく伝え、具体的なイメージをユーザーが持てるように、実際に遊んでいる映像を利用しながら商品紹介を行っている。そして実際に商品を使用するイメージを想起させ、商品の購入への導線を作り出すことに成功している。
ボーネルンドオンラインショップ
WISDOM(日本電気株式会社)
企業色を薄め、広告色を薄めることによりユーザーの信頼度を高めているのが、NECが運営するWISDOMだ。WISDOM上ではNECの製品に関連する情報発信は行っておらず、あくまでビジネスに関するお役立ちコンテンツを発信している。そして前面に自社を押し出さないことによってIT関連以外のマーケティングや経営に関わるユーザーも会員として獲得することに成功している。そして潜在的な見込み客の獲得に成功している仕組みだ。
日本電気株式会社
WEB集客の成功事例の共通点
WEB集客に成功している事例の共通点を紹介していこう。
自社の強みの明確化
成功しているオウンドメディアは自社の強みを明確にすることに成功しているケースが多い。自社の強みを明確化したうえで、その強みを生かすことができる情報発信を心がけよう。
メディアコンセプトの明確化
メディアコンセプトの明確化も重要だ。軸となるコンセプトがなく、アクセスが集まりそうな記事を投稿するだけでは、ファンの獲得は難しく、期待するCV率の向上が得られないケースも多い。メディアコンセプトを一度決定したら、コンセプトから外れないように注意しよう。またメディアコンセプトの決定時にはターゲットを明確化するのも重要となる。
ユーザービリティが高い
WEB集客に成功しているメディアの多くはユーザビリティの高さを重視している。商品を売ることだけを考えるのではなく、まずアクセスしたユーザーを満足させ、その後で商品を紹介するという流れをとっているメディアが多い。
整った運用体制
WEB集客用のメディアの運用は簡単ではない。WEB集客で売上の改善を期待するのであれば、しっかりとした運用体制を整えて、腰を据えて取り組む必要がある。WEB集客を担当できる人材がいない場合には、外部委託するのも有効だ。
まとめ
自社の強みとメディアコンセプトを明確化し、運用体制を高めて、ユーザビリティが高いメディアを作成できればWEB集客に成功する可能性が期待できる。消費者がネット上に滞在する時間が長くなった現在、WEB集客の成功は事業の成功と密接に関わっている。本記事を参考にWEB集客を積極的に行って欲しい。