COLUMN経営コラム
マーケティング
2020.09.10
ネット集客代行を活用するメリットとデメリットについて
ネット集客を外注するにあたり、どの業者を選べば良いか悩むこともあるだろう。
そこでネット集客代行を活用するメリットとデメリットを紹介していく。
ネット集客代行業者のサービス内容
ネット集客代行業者の主なサービス内容は次の4つだ。
①Webサイト制作
②SEO対策
③リスティング広告運用
④SNSマーケティング
なお、サービス内容や強みは業者によって異なる。自社のニーズに合ったネット集客代行業者を選ぶのが重要となる。
ネット集客代行を活用するメリット
ネット集客代行を活用する3つのメリットを紹介しよう。
ノウハウなしで即効性が期待できる
ネット集客代行業者に依頼する大きなメリットは、ノウハウなしでも始めることができ、インハウスで行うよりも効果が出るまでの時間が短いことだ。
ネット集客に関する十分な情報をネットや書籍だけで手に入れるのは難しい。また、ネットや書籍の中には間違った情報も多々存在するするため、知らずに成果が出ない施策を行っているケースも少なくない。
たとえばSEO対策が初心者である場合、半年程度は成果が現れないことが多い。
仮に間違ったSEO対策をしてしまっていても、気がつくのは半年後。それから正しいSEO対策を行っても、成果が出るのはその半年後、つまりSEO対策をはじめて1年後になる。
しかし業者を利用すれば、正しい対策を行ってくれ、短時間で効果が期待できる。
人的ソースを割く必要がない
インハウスでネット集客を本格的に行うのであれば、人的ソースを割く必要がある。人材が余っている大企業なら人的ソースを割いてネット集客を行うのも難しくないだろう。しかし中小企業の中には、ネット集客を専任できる人材はいないという会社も多い。
もちろん兼任させることも可能ではあるが、ネット集客経験がある場合を除き、兼任で簡単に成果を出せるほどネット集客は甘くない。しかしネット集客代行業者に頼めば、人的ソースを割くことなく、本来の業務に集中しながらネット集客を行うことが可能だ。
コスパが良い
ネット集客代行業者に依頼するには少なからず費用が発生する。業者によって値段は様々だが、高いと感じることもあるかもしれない。しかし業者に依頼した方が、コスパが良いケースは多い。
インハウスで確実に成果が出せるのであれば、インハウスで対策を行うのも良いだろう。しかしたとえば1人の社員に1日のおよそ半分をネット集客業務にあたらせて、1年間ネット集客を行っても成果が出るとは限らない。
日本人の平均年収は441万円。業務時間の半分をネット集客にあたらせるということは約220万円のコストをかけることになる。それでもネット集客の効果が現れるかは分からないリスクが生じる。
一方で業者に依頼すれば、効果が出る可能性が高く、効果が出るまでにかかる期間も短い。なかには成果保証型のサービスも存在する。
ただ次のデメリットの項目で説明するように、全ての業者が優秀とは限らないことには注意しよう。
ネット集客代行を活用するデメリット
ネット集客代行を活用するデメリットも2つ存在する。
業者によって当たり外れがある
業者によって当たり外れがある。特にSEO業者の中には多い。短期間で成果を出すために「ブラックハット」と呼ばれる方法を取る業者も存在する。
ブラックハットは短期で効果が出やすいが、ペナルティーを受けてすぐに効果がなくなるリスクが高い方法だ。そんな方法で一時的な成果を出し、報酬を受け取ろうとする業者もいることも忘れてはならない。
ノウハウを培えない
自社もネット集客に積極的に関わり、ノウハウを培えるケースもあるだろう。しかしネット集客代行業者によっては、業者主体で集客を行うため、社員がノウハウを培えないケースも多い。しかし、ノウハウを培えなければ業者に依存を続けることになる。
サイトやブログなら一度上位表示されれば、継続的に上位表示される傾向があり、効果が続くだろう。しかしサイトや記事の更新など、上位を維持するためにやることは少なくない。業者に依頼する際には、完全に任せきりにせずにノウハウを蓄積していこうう。
まとめ
本記事ではネット集客代行のメリットとデメリットを紹介してきた。
ネット集客には2つのデメリットがあったが、この2つのデメリットは質の高いネット集客代行業者を利用することで、防ぐことができる。さらにネット集客代行を利用するメリットは大きいため、ぜひ検討してみて欲しい。