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マーケティング

2019.10.19

デジタルの時代で成功する効果的なPR方法とは?

デジタルの時代で成功する効果的なPR方法とは?

企業が行うPRにはいくつかの方法がある。
その代表的なPR方法として挙げられるのが「プレスリリース」というものだ。

あなたの会社ではもしかしたらすでにプレスリリースを実践したことがあるかもしれない。

今では無料のプレスリリース配信代行会社もあり、企業規模の大小にかかわらず簡単にメディアに対してプレスリリースを配信することができるようになった。
基本的に企業担当者は原稿を用意するだけでプレスリリースを配信することができるため、数多くの企業が取り組んでいるPR方法の一つといえるだろう。

しかし、企業の担当者の多くが取り組んでいるプレスリリースなどのPRだが、実はほとんどの企業が狙っているような効果を得ることが出来ていない。

本記事では効果的なPRを行うためのおすすめの方法をご紹介したい。

効果的なPR方法とは

今、世界の企業が注目を集めているPR方法がある。

それはSNSを活用したPRだ。2019年現在、LINE、Twitter、Instagram、Facebookなどの国内アクティブユーザーの合計は1億人以上いるといわれている。
参考:【2020年8月更新】主要ソーシャルメディアのユーザー数まとめ
このような圧倒的なアクティブユーザーがいるSNSを活用して情報を拡散していく方法が、メディアからの注目を浴びやすくなっているのだ。

ここでは、そんな大きく注目を浴びているSNSを活用したPR方法のメリット・デメリットをご紹介させていただこう。

SNSでPRするメリット

圧倒的なユーザー数

先述した膨大なSNSのユーザー数の中には、あなたの会社の顧客、潜在顧客が大勢いることだろう。

メディアは、SNSの話題をもとに報道を行うことも非常に多くある。SNSはただのマーケティングのみならず、自社のPRとしても最適なツールといえるだろう。

ファンの増加

ユーザーにとって有益な情報を提供していくと、「フォロー」や「いいね!」などでファンをつくることができる。

SNSで獲得したファンがすぐに顧客になることはあまりない。しかし、SNSではユーザーに対し有益な情報を継続的に提供していくことによって情報を拡散してくれるようになったり、そういった自社のファンであるユーザー自身が顧客になるというPRとマーケティングの2つの役割を果たす。

高い拡散性


SNSはバイラルメディアとも呼ばれ、ウイルスの感染のように高い拡散性を持つ特徴がある。

参考:バイラルメディアとは?~今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード~

企業はこの高い拡散性を利用し、自社のPRをしていくことができるメリットがある。これはSNS以外のインターネット広告などでは得ることのできないSNS特有のものといえるだろう。

ただし、プレスリリースのように企業の情報をただ発信するだけでは、ユーザーが情報を拡散させることは少ない。情報を拡散させるためには、PRしたいことをユーザーに浸透しやすいように伝えることが重要になってくる。

SNSでPRをする際のデメリット

良質なコンテンツが必須

SNSでは、プレスリリースのようなただ単に企業の情報を発信するだけでは注目を浴びることはできない。

SNSでPRしていくためには、情報や口コミを拡散させていく必要がある。情報や口コミを拡散させるためにはユーザーが好む「良質なコンテンツ」の企画が欠かせない。ユーザーが興味を引くようなコンテンツと情報をかけ合わせることにより、情報の拡散を図ることができる。

ユーザーが好むPRライティング

基本的にコンテンツは記事でつくられる。

動画でPRしていくことも可能だが、時間とコストがかかるため、はじめてSNSでPRする場合は自社で記事を書いてみることはじめてみよう。
しかし、PRの目的はあくまでもPRしたい内容を認知してもらうことだ。そのためには情報が拡散しやすいPR記事のライティングが求められる。

PRライティングを行うにあたり、作家のような綺麗な文章を意識する必要はない。
まずは自社でユーザーが興味を引きそうな書き方を実践してみてほしい。

まとめ

PR業界では常識ともいえるプレスリリースは、直接的にメディアに対してPRできるメリットがある。しかし、その手軽さからプレスリリースを行う企業は非常に多く、多い日は1日に何百というプレスリリースがメディア側に送られてくるため、記者はすべてのプレスリリースを見きれていないというのが現実だ。

さまざまなデジタル分野が進化し続けている今では、SNSを活用したPR方法はメディアや多くのユーザーに対して強烈にアピールしていくことができるPRに最適なツールとなる。

もしプレスリリースやSNSでのPRに力を入れていない場合はぜひ取り組んでみることをおすすめしたい。

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